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上村愛子選手が優勝!フリースタイルスキー 世界選手権 モーグル

上村愛子・優勝

2009 FIS フリースタイルスキー 世界選手権 モーグルが会場となるリステルスキーファンタジアで行われた。

上村愛子選手が、予選を22.31点のダントツの1位で決勝進出を決めると、決勝でも24.71点と圧倒的な強さで、優勝した。

上村選手は世界選手権初優勝となり、来年のバンクーバーオリンピック代表内定第1号となった。

2位には22.88点・Jennifer Heil/ジェニファー・ハイル(CAN)、3位は21.76点・Nikola Sudova/ニコラ・スドバ(CZE)となった。

伊藤みき選手が21.35点で4位となり、惜しくも表彰台を逃した。

伊藤選手は「4位という順位は嬉しいです、自分の滑りはできました、明日はもっとスピードを出していい滑りがしたいです」と語った。

里谷多英選手は18.64点で9位、復活の兆しを見せてくれた。

里谷選手は「エアが良くなかった」と今日の反省点を述べていた。

世界チャンピオンとなった上村選手は「とてもうれしいです」と本当に率直な気持ちを口にし、「すごく難しいコースだったけど、気持ちで負けないようにとにかく攻めることに徹して、大成功だった」と自分の滑りについて語った。

男子は、23.41点でPatrick Deneen/パトリック・デニーン(USA)が優勝し、2位には21.89点でTapio Luusua/タピオ・ルースァ(FIN)、3位は21.66点でVincent Marquis/ビンセント・マーキス(CAN)となった。

西伸幸選手が21.62点で4位と表彰台まで0.04点差とあと一歩届かなかった。

西選手は「めっちゃくやしい、表彰台に乗りたかった」と悔しさを現していた。

附田雄剛選手は20.93点で7位、「予選の滑りの修正はできたし、悪いスピードでもなかった、明日へ向けて気持ちを切り替えます」と淡々と語った。

尾崎快選手が1.77点(決勝)で16位だった。

尾崎選手は「第1エアの着地で手をついて痛めてしまった」と、第1エア以降はまともに滑ることができなかった。

村田愛里咲選手は10.98点・19位、上野修選手は5.83点・38位で決勝進出はならなかった。
(2009.03.07)